幼児英語教育の必要性を感じている家庭ではどうしているの?②
2021.12.13
③ 親子留学を体験している
現地へ行って子供に英語を直接感じてもらいたいと考える家庭では、幼稚園や小学校の夏休みなどを利用して、親子留学を体験する方も多いです。親子留学というのは、親子で海外へホームステイなどをしながら、学校で英語を学ぶスタイルです。現地の文化を肌で感じながら、英語を学べることは大きな魅力となっています。ハワイ、カナダ、オーストラリアをはじめ、昨今では、フィリピンやシンガポールなども人気国です。最短1週間から留学でききるプランがあったり、受講に対して高い語学力も不要であったり、気軽に誰でも参加することができます。
親子留学のメリット
クリエイティビティの向上
ある研究報告では、海外生活経験者の学生は、そうでない学生に比べて、クリエイティビティを高く持っているということが明らかになっています。クリエイティビティというのは、通常と違う視点や方法で課題解決する能力を指します。つまり、アイディアの柔軟性を意味します。また、異文化体験というのは、繋がりや関わりの基礎となる認知スキルアップに有効的といわれています。物の使い方を挙げても、従来の発想や既存方法に捉わることなく、柔軟な思考で考えたり、固定観念を打ち破った考え方を持ったり、色々な物事の捉え方や認知ができたりするようになります。このような多面的視点を養う力を、親子留学で培うことができるのです。海外生活経験者のクリエイティビティが高い理由は、新たな文化に適応する際に、オープンマインドなアプローチができるからなのです。昨今、インターネットで様々な情報が誰でも直ぐ分かる時代になっていますよね。旅行などで新しい土地を訪れた時の体験も、昔に比べて価値が高まっています。これは、海外生活体験も同じことで、親子にとって貴重な経験になることは間違いありません。
自己肯定感が高まる
今まで訪れたことのない場所での海外生活というのは、日常生活から外に出て、自己肯定感の向上や内面的成長を図る際にも効果的です。海外を旅した方であれば感じたことがあると思いますが、海外でのカルチャーショックには、多くのポジティブな側面があるものです。自分自身を見つめて、変化に適応する方法を得るためには、新しい刺激を受けることは良いことです。日本とは違った文化や言語を持つ方と触れ合いは、普段の生活では得られない貴重な経験に繋がります。
新しいスキル身に付く
子供が習得できるスキルは、何も英語だけに限りません。コミュニケーション能力がアップすることはもちろん、普段と異なる状況での適応力、独立心、責任感なども養うことができます。たとえば、いつも使う箸を使用せずにナイフとフォークで食事する、近くのビーチで泳げる生活など、これらは海外生活を経験したからこそできることです。異なる社会や文化を生で目にした経験は、今後の人生において新たな価値観を持つことに繋がったり、潜在的な可能性に目覚めるきっかになったりします。将来、国際的に通用する人材というのは、今以上に重宝されていく時代です。幼少期から、将来、仕事上での強みとなる英語のきっかけ作りに幼い頃から準備しておくことで、人生の可能性を大きく広げる重要なポイントとなるのです。
日本へ感謝する想い
幼少期に経験した海外留学では、日本での普段の生活に感謝できる機会にもなるでしょう。現地の人との触れ合いを通じて、異文化、考え方、行動など、子供なりに沢山のことに気付きがあるはずです。一般的に外国人というのは、とてもフランクに接するので、初めは慣れずに戸惑うこともあるでしょう。たとえば、日本では分単位で電車が正確運行されるので、電車が5分以も遅れればすぐにクレームが起きますが、海外では予定時刻の範囲内なので遅れとは誰も思いません。このように、海外生活を経て日本に戻った時に、日本の恵まれた日常に気付き、ありがたみを感じるきっかけにもなります。
④ インターナショナルスクールに通う
英語教育に熱心な家庭では、バイリンガルに育てたいとインターナショナルスクールへ通わせるご家庭もいます。インターナショナルスクールでは、外国人の先生から英語で授業を受けることはもちろん、様々な国のお友達ができ、英語力や広い視野を身に付けられることも魅力です。ただ、子供を通わせるためには、高額費用がかかるのがネックでもあります。大半のインターナショナルスクールは、文部科学省認定ではないので、国から補助金を受けられない場合が多く、学費は高く設定されています。スクールによっても異なりますが、入学金で約20~70万円、授業料約100万円~280万円程度はかかってきます。その他にも、施設使用料に約20万円~50万円程度、出願料、教材費、保護者会費、学校外活動費なども上乗せさてきます。
インターナショナルスクールのメリット
抜群の英語力の習得
インターナショナルスクールでは、抜群の英語力をほぼ確実に習得できるでしょう。大体の授業は英語で行われており、入学時には日本人のお子様も苦労はありますが、次第にネイティブと対等に会話できる力がついてきます。やる気次第では、英検1級、TOEIC 950 点、TOEFL 100 点以上を大学進学前に取得することもできます。
国際的で多角的な視野を持つ
日本の学校では教わることはない、国際的で多角的な視野が得らます。日本国内で生活を送っていれば、多文化の環境に触れることというのは容易ではありませんよね。しかし、インターナショナルスクールでは、色々な国の子供が集まってくる場所なので、様々な文化や価値観を学校生活で学ぶことができます。これは、インターナショナルスクールならではの特徴です。グローバル化が進んでいる現代では、早い段階から国際経験を得ておくことは重要なことでもあります。
世界各国の子供とお友達になれる
インターナショナルスクールでは、世界各国から集まってくる子供達とお友達になれます。子供にとって、日本国内で外国人のお友達を作ることは簡単ではありません。しかし、スクールには世界中から沢山の子供が来ているので、様々な国のお友達を学校で作ることができます。現在は、ネットを通じて海外のお友達作りも可能ですが、やはり、学校生活を共に送るお友達というのは特別ですよね。