NEWS お知らせ

幼児期から英語を学ぶ必要性とは?

2021.11.29

幼児期から英語を学ぶ

9歳までが言語習得のカギ

学習というのは、地道な努力の積み重ねが大切ですよね。しかし、少しでも効率的に習得できれば、それに越したことはありません。言語習得では、年齢が低いうちから取り組む方が効率的で、特に、9歳までの子供は臨界期にあたります。言語学習に適した時期といわれており、臨界期では脳刺激を受けた際、その効果が最大限に現れる時期なのです。なので、臨界期の子供は、新たなことも吸収していく力が強く、良い刺激を受けていくことしっかり吸収します。また、言語の背景にある文化のまで、感受性が高く好奇心旺盛なこの時期は、偏見なく素直に受け入れる点も大きなメリットです。このように、9歳までに言語習得に取り組むことで、高い学習効果を期待できるタイミングであると考えられています。

英語を早く使いこなせる

英語の使いこなしには個人差はありますが、一般的に、英語習得に必要な時間というのは約2000~3000時間といわれています。しかし、日本の学校教育では英語学習時間は、小学校から大学までを合わせて1000時間にも満たないことが通常なのです。必要な英語学習時間を補うためには、学校の授業とは別で英語に触れる時間の確保が必要であることが分かりますよね。ただし、中学校や高校になっていくにつれて、部活、習い事、アルバイトなどで忙しかったり、英語だけに時間を費やすことができなったりする現実があります。このように、成長していく程に英語の学習時間を取ることが困難になるので、低年齢のうちに学習時間を確保する必要があるのです。中高生や大人になり、忙しい時間の合間をぬって週1回の学習をするより、時間確保しやすい幼児期に週3回の学習する方が効率的なのは間違いありません。習得スピードのアップし、英語習得の必要期間も短縮することができます。

小学3年生から英語必修になる現実

新しい小学校学習指導要領の実施に伴い、小学校3年生から英語教育が始まっています。また、5~6年生は週に2コマ程度の英語授業が導入され、小学校での英語に触れる時間は以前の約3倍に増えています。また、英語教育の重要性が現代社会において問われている中、小学校での英語教育はさらに強化されていくことが予想されています。多くの親御さんにとって、子供の小学校入学後、英語学習で出遅れないかという点は不安要素の1つではないでしょうか?小学校入学時レベルの英語力であれば、個人の差は後で取り戻すことはできます。しかし、スタートラインに立った時点で、他の子と差があることで英語に苦手意識を持ち、英語が嫌いになってしまう子もいます。英語教育のスタートラインで子供が出遅れないためにも、苦手意識から英語嫌いにならないためにも、先取りして幼児期から英語に慣れ親しことはとても重要なポイントでもあるのです。

社会に必要な力や多様性への理解力

私達は、成長するにつれて色々なことに意識を持って、考えるようになりますよね。その中でも、無意識で行っている言動や考え方というのは、大人になっても残りませんか?他人への偏見や差別などがその一例に挙げられます。これは、潜在的感覚なので、自分でも気付かないケースが多く、幼少期の環境や経験などが影響するといわれています。なので、潜在的な意識や感覚を左右する、幼少期の教育が非常に重要なのです。英語は、英語圏の方とコミュニケーションを取るツールですが、英語学習の目的は会話するための手法を学ぶことだけではありませんよね。英語の歴史や文化を知り、学習して理解する機会にもなります。英語学習は、他国の歴史や異文化への理解を深めることもでき、1つの価値観や考えに因われず、偏見や差別をせずに寛容に受け入れる力を養うことがきるのです。幼少期に異文化と触れ合う経験は、単一的文化環境で育った子より、広い視野とアイデンティティ構築にもよい影響を与えるでしょう。